スカジャンは気になっていた。
ファッションは目立つことだけど、いい子だから!母親が目を顰めるような格好はしない...と、言いながら一際目立つ赤やオレンジ色の服を着てるな。
そういう点でもスカジャンはサテン地のテロテロした感じはチンピラみたいなイメージだから欲しいアイテムではなかった。この呼称もいけない。"スカ"は横須賀のスカだけど"空かす"とか"賺す"とか良いイメージの言葉じゃない。
ヨコスカの街との繋がりもないし、そもそも当時日本に居た米兵の勘違いした日本のイメージだから図柄のモチーフも富士山はともかく鷹や虎や龍だったりして。フェローズや東洋エンタープライズの製品のようによく出来た現行の商品もあるけど安価なのは刺繍のクオリティがどうも...でも何より図柄がねぇ、なのだ。日本地図なんて背負いたくないし、スカル/ドクロ柄にしても不良のアイコンという薄っぺらな"アップリケ"みたいでイヤだった。スーベニア・ジャケットと呼ばれるように所詮お土産モノだから作りが云々ていう代物でもないんだろーな。
つい先日sadan氏もブログにエントリしてたけど、スタンスは近い。健全な人?にはあまり縁の無いワードローブに違いない。スタジャン(スタジアム・ジャンパー)...本来「バーシティジャケット」「レタージャケット」と呼ばれるモノもあるけど、70年代のアメフトブームの時代から日本じゃ縁がないだろ、無意味な数字とかエンブレムはカッコ悪りーって思っていたし、意味も知らずに堂々と欧文のTシャツを着る勇気もないよな。
あ、スカル繋がりで思い出した。今"TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE"は氣志團のアルバム名らしいけど...本来は"Too Fast to Live, Too Young To Die"(落ち着くには早すぎる、死ぬには若すぎる)、これはVivienne Westwoodヴィヴィアン・ウエストウッドのショップ/コレクション名。Sid Viciousシド・ヴィシャスに傾倒する輩にとっては座右の銘といえるフレーズだ。
でも、このスカジャンの図柄と刺繍の仕上げの良し悪しは職人の腕次第だから当時物でセンス良く仕立て上げられたモノが存在する。あまり目にする機会が無いから忘れかけていた。(自分にとっての)"ピン"を見ていると"フツー"の出来の真似っこあるいはTOO MUCHな復刻モノはNGだし、昨今使わないものは要らないと思うようになっているから尚更だった。ところがこの"伝統的な"モチーフ;虎と龍は中国意匠でもあるわけで、上海のチンピラになりきるには都合がいいのではないか、と気付く(...いつまでも落ち着かないオヤジだと我ながらアキレる)。
*タイトルはsadan氏のタートルズのスニーカー1,2に感化されてかWalshウォルシュのランニングシューズを入手したから。オサレ系じゃなくてスーパーのワゴンに乗っていそうなCOBRA。キッカケがないと物欲が生まれないけど他意は無い^^。
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【本日の写真】Souvenir Tour Jacket
それがコレ。50年代のオリジナル。オモテ別珍地に虎と龍の刺繍、リバーシブルのウラは龍と風雲。このくらい控えめなら使えるかなと。全然安くないけど...。
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今日はなんかやけにアクセス数が多いな?と思っていたら、こんな大々的にリンク下さって。恐縮です。
スタンスが近い、などと言って頂けると嬉しくて照れてしまいますが、じっさい私はAS ISさんほどのコダワリと審美眼をもってモノと接しているわけではないので、ちょっとこそばゆいです。
しかしスカジャンの選び方、Tシャツの選び方、大人になればなるほど難しくなるのだなぁ、ともこのエントリを読んでいて感じました。
自然体に近い所で、”ホンモノ”と向き合える中身も備えないと、カッコいい大人にはなれないですね。
私は、「自称」健全な人のはずなのですが、なかなか周囲にはそう見てもらえません。
AS ISさんも、そうじゃないですか?
変なところが繋がる、というか
沢山の公約数的なカケラに共感できたりするわけで
考え方は変わらないってことです.
ただ、"健全なオトナ"はもっとオンオフの切り替えをしているんじゃないかな.
ワタシはオフはブレーカー落としちゃうからね^^.