›October 30, 2003

方向音痴だから

軟弱者でロッカーでもアウトローでもないから(本質的にはそうだけど...)ダブルのライダースJKTが着(ら)れない。

興味が無いわけじゃないけどホント縁が無い。アメカジ一筋、古着好きなら通ってこないといけないトコだけど。SchottLewisBucoBatesは依頼があって探していても手元に留まることはない。本意でなく頑丈なアメリカ物が残ってしまうこともあるけど、華奢で繊細なイタリア物の方が好きだ。

モノにはお国柄があって、使い方は学ばないといけない。伊デザイナー物は守備範囲が狭いし、賞味期限も短い。オールマイティじゃないから数持ってTPOで使い分けしないといけない。そういう点ではイタリアのバイク用ギアは使い捨てみたいなものだ。面倒なら頑丈なアメリカ産かメンテナンスフリーの日本メイドがいい...これはバイクやクルマと同じ。

革ジャンとかヘルメットとか人に自慢出来るほど徹底して集めればいいのに、ダメだな。飽きっぽいし一途でないのもあるけど、天邪鬼なくせして全体のバランスを取ろうとしている。
服や靴に迷う一方で画集や焼き物にも食指が動く。...バイクのパーツはもちろんだ。美味しいものを食べたいと思っても、本を買って手持ちのお金がなくなったら食事はヌキだ。変なトコロでバランスを取ろうとしている。何処で道を間違えたのか、いつからこうなってしまったのだろう...。

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›October 28, 2003

リサイクル

鹿の子のポロシャツが出てきた。

ほとんど着ないけど色味が気に入って買ったものだ。そのころは代官山のシェビニオンに頻繁に出入りしていたせいかTシャツもいくつか残っている。
で、そのポロシャツは襟をハサミで切ってヘンリーネックのシャツにした。これで重ね着に使える。
プリュスの白の綿シャツは襟周りがちょっと黄ばんでしまったけど気に入っていたシャツだ。コムデのシャツは毎月買っていたからまだ何枚もあるけど、着るのはスーツの時くらいだ。で、そのシャツは柿渋色に染めた。ドレスっぽいデザインだけどこれでラフに着れる。染色は慣れたね。
セージグリーンのMA-1がある。拘って本物より良く出来たレプリカだ。"とりあえず一着"っていわれるけど、もう着ることはない。着回しの融通も利かないし...。だから処分する(売る)ことにした。着ない古着は売りに出されるか(もちろん商品として仕入れるものもあるけど)、捨てられる。気に入って取り置きしている私物も、あまり手を付けないでサラの状態にしている。パッチを付けたりサイズ合わせをしてしまうと商品として売り難くなるからだ。
だから捨てないで済むよう、手元に残しておきたいものは(売れなくなるよう)パッチを縫い付けてしまう。
ハリランのダンガリーはCooper TIRESのパッチを付けた。...実はこの70sのORG.パッチはかなり貴重だ。
コムデのフランネルのコートはどうしよう...。数えてみると20年以上前のものということに驚く。
いつのまにか仕入れる商品より自分が昔吊るしで買った持ち物の方が古かったりする。
昔の服や本を引っ張り出すと昔の自分が見えてくる。同じことを繰り返さないよう学習していたつもりがいくつになっても変わっていない。表向き誤魔化すのは上手くなったけど...。

›October 26, 2003

四捨五入

扱う商品は60~90年代のものだけど、もちろん世の中にはそれ以前のモノも存在している。

うっかり40年代のモノを仕入れても自分自身との繋がりはないから、確認したら即商品になる。ART DECOアールデコの様式美には惹かれる。だから当時モノがいいかと云うとそうではない。
MACHINE AGEマシンエイジの電気製品は前時代のハード面から実用には不安がある。そこにレトロスタイルの現代モノの存在意義があるわけで、"機能が命"なモノは現代の意匠がいい。
ARTアートも実はそういう面を持っているから、同時代に活きている現代美術が一番面白い。Decadeデケイドという区切り方で総括できるほど昔のモノ達を(キリが無いから)把握できないし、好奇心だけで迂闊に手を出して集めても中途半端で終わるのは目に見えている。

何かひとつカテゴリーを絞ることも無理だから、自分の生きている時代のモノに限定する。
ただ、日常古物を扱っているからアパレルは別だ。無いもの強請りするほど"好き"でないし、衣服はどうせ2,3年しか着ないのだから(でもないか...)ユニクロや古着でイイじゃないかと思っている。
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【本日の写真】ORANGINAオランジーナのグラス
日本で云うとバヤリースかな。リボンシトロンとかじゃない...。 昔から仏オランジーナの販促物は好きだ。これは日本で買った、1個500円也。普段使いのグラスは割っても惜しくない値段のものじゃないと...と言いながら高いもの売ってるけど。

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›October 24, 2003

おかし、い?

最近また自分の持ち物を売っている。

部屋の飾りになっていて...使わないものは回していかないと。
まぁ、入れ替えにもお金が必要だから、といえばそうだけどモノは動かさないといけない。リサイクルだ。ディスプレイ用のメモラビリアもたまに入れ替えないとホコリを被ってしまう。
飽きっぽいのか、長持ちするモノや永いこと鑑賞に堪えるモノはつまらない。かと言って今モノのおNEWを買うのもね...それはエイジング加工されていても同じ。
流行りモノは次(シーズン)があるから、ブランドを追っかける意識が働いてしまって宜しくない。自分と同じように年を取っていくモノでないといけない。衣服や靴は使い古されていく過程がいい。モノにも資質があるしそれを見極める目も必要だけどいろいろ道草食ったし勉強代は払ってきたでしょ。
毎朝なかなか点かないアンプも、キズ物の売れないカップも個性と思わば"もののあはれ"は"いとおかし"。

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›October 22, 2003

シンプル?

身の回りに気に入らないものがあるのがイヤだ。

部屋の隅に綿ホコリが積もっていようと。間に合わせのモノは要らない。だからいつまでも缶切りが無かったり、スリッパが無かったりする。
不便は何物にも優先する理由じゃない。趣味のモノはもちろんだけど日用品にもうるさい。床に転がるティッシュの箱やプラスチックの洗濯バサミ、机上の文具類は言い出したらキリがない。
高級品はないけど探す労力や検討されたモノ達の数を考えると安価に済んでいるとは云えない。センスはバランスだし、最近はゴミを出さないよう無駄な選択をしないようにしているつもりだけど...。
単一機能で最小限の意匠でフツーのモノがいい。そしてこれが肝心!、程々で朽ちてしまうもの
実際は気に入らない"引っかかるモノ"を気にしてしまうことがイヤなんだな。唯一の解決方法は、モノを一切持たないこと。そういう宗教観を持つことが必要だ。
モノに拘るのはどっぷり日本人であるのと、人間が"出来ていない"せいかもしれない。文明を拒否してアーミッシュのような質素な生活を楽しめるのならいいけど...。拘りつくした先にストイックな生活があるはずと思いながら、物欲がないのも味気ないなぁと...。

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›October 20, 2003

シュウマイに乗っているグリーンピースやみつ豆のアカエンドウは苦手だ。

さやえんどうの味噌汁(...そもそも味噌汁は飲まない)や豆餅は好きじゃない。でも豆が嫌いなのかというと、そうとも云い切れない。おにぎりは必ず赤飯を買ってしまうし、甘納豆は貰うとうれしい...納豆もいつ食べたらいいのか疑問に思うけど、嫌いじゃない。
無いと見た目に美味しくないということもある。おせちに黒豆は不可欠だ。箸を伸ばすことは無いけど。一方最近はレンズ豆やひよこ豆が入ったカレーも多くなってきて何となく嬉しい。パセリのような添え物ではないし、味が主張しているわけでもないのに存在感がある。
そういえば思い出した。子供の頃親に連れられて「ジャックと豆の木」の演劇を観に行った。内容は覚えていないのに天井から吊り下がった木のブラブラした根元がずっと気になっていた。そんな大きな豆の木あるはず無い!と思っていたけど実際に存在することを大人になって知った。
の世界は奥が深いぞと思うのだ。...やっぱり挽きたてのコーヒーは美味しい。

›October 18, 2003

今の気分(自分)

"先取り"は後から来るからいいわけで、そうでなければただのハズレだ。

ファッションなら1シーズンぐらい先でないとダメで、2年後にやって来るのは的外れってことだ。つまり"今"とちょっとズレていないといけない。先人が評価して認知されているものは安心だけど自分がわざわざ再認識とか云って取り上げるほどのことはない。インテリアの流行がそうだ。

温故知新ってことではなくて、目の前にない(...ここが肝心!)今の気分のモノを探してくる。だから時代が追いついていなかった先走っていたものや取り残されていたものもいい。昔のものを手本にそのまま作るのは芸がない。今の(自分の)解釈が入っていないとつまらない。そのままのモノがあるのなら、それだけでいい。作るのなら"ないもの"にしないか。デニムとかビンテージ風アパレルは拘っているトコロは判るけど、チマチマしてないか?個人で遊ぶのならともかくいっぱい作って売ってしまうのはどうかねぇ、と思うのだ。

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›October 16, 2003

粗食のススメ

別に高級志向じゃないけど最近の野菜の味はおかしい。

キュウリなんか全然味がしない。ピーマンだって子供が嫌いになる癖のある味もしない。カタチだけそっくりな作り物(...だけど)のようだ。
スーパーの特売野菜の味に麻痺してしまうのは悲しい。たまに本物の味に出会って感嘆するのがいいのか、その本来の美味しさに慣れて有難みを忘れてしまうのがいいのか判らないけど、エサじゃないんだからちゃんとした食材をつかって当たり前の食事をしていたいと思う。

まぁ、野菜だけじゃなく肉も一緒だけど、ちょっと気にすればまともな食材を手に入れることは難くない。基準を曖昧にしない。程々のものでいいから気に掛けて選んでいれば粗食でも"口福"でいられる。

›October 14, 2003

雑(誌)感

一般受けのする雑誌はつまらないけど売れないとすぐに廃刊してしまう。

最近は「Pen」や「マンスリーm」を購読しているけど「ギリー」の頃や創刊時の「m」とは内容が
違うし、その「Pen」もいつの間にか出版元がTBSブリタニカから阪急コミュニケーションズになっている。ファッションや情報誌は生きものだからニーズに呼応して中身が変わっていくのは当然だ。1クール出してしまうとやることが無くなってしまう"頑なな"雑誌は消えていく運命にある。その点大手の出版社は"遊び"ではやらないから打つ手も見切りも早い。

気に入っていたウチワ雑誌「dish」はいつの間にか無くなった。その代わり今は「FUDGE」が面白い。自分が面白いと思う雑誌は行く末が危ないということだけど、続けようなんて意識は要らないのかもしれない。ムック本や別冊、季刊とかで充分な内容もあるしね。マンネリ「F&E」も倍くらいの厚さで季刊にすればいいのに...。流通の制約もあるけど、日本の雑誌は皆体裁が同じだ。勝手にオマケ付けて特別価格もないだろう。

›October 12, 2003

いまさら...

LUCKY STRIKEのパッケージは懐かしい。

パッケージデザインの金字塔として有名だ。
バイク好きなら白地に赤丸はシュワンツSUZUKIカラーのイメージだろうけど
昔は緑色のパッケージだった。もちろん同時代で目にしていたわけでなく、香港の九竜城が取り壊される前に買いに行こうと思っていた。まだそこに行けば昔のものが手に入ると云われていたからだ。...そうだ!ネットで探してみよう。

最近レトロブームだからそのパッケージの商品が限定復刻された。もちろん厳密には当時そのままの意匠ではないけど、思わず買ってしまう。バラ売りはピンバッジ等を付けて限定を謳っているけど、タバコを吸わない人は買わない?
目先を変えるひとつの手段だけど、コレクターがいるのか...あ、CAMELファンはいたなぁ。
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【本日の写真】1916 LUCKY STRIKEパッケージ
現行品と比べると確かにグラフィックのインパクトに欠ける。この時代には商品イメージが定着していなかったのか。

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›October 10, 2003

Less is Bore

最近あまりバイクのパーツを買っていない。

イモラのMostraも期待できなかったし。一方で食器やおもちゃ、扇風機、果てはスケートボードまで仕入れている。いろいろあった方が面白いからだけど、ウチは何屋なんだろうね...。

北欧のデザイン物はスッキリしていていいけど"モノ"としては物足りない。デザインが主張し過ぎるのはNGだ。食器はセットで揃えたりする気にならない...。MUJIFranc francのものも単品ではもたないし、かと言ってそれだけってこともありえない。
Conran Shopはちょっとズレてるし、Living Motifはギフト用にはいいけど実用には向かない。BEAMSUAをひと通り"見学"して、結局収穫は100円ショップのプラスチックケースだったりする。

シンプルがベストとは思わない。モノを持たずにいられればいいけど、そうはいかない。贅肉を削って骨だけになっても、骨に模様を入れたりしてしまうものだ。

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›October 08, 2003

D&D参拝

ちょっと気になっていたショップを覗く。

年収5千万円以上の顧客をターゲットにした食材店だ。そうはいっても日本では一般大衆の参拝客しかいないと思う...。もっと商品が沢山あると思っていたけど、全然少ない...。単なるカフェじゃん!
卵入りCaponiカポーニのパスタは美味しい。高級なバルサミコ酢は料理によっては不可欠なものだ。だけどそんな食材だけで上昇志向を満足させられるほどみんなバカじゃない。

美味しいパンはパン屋で食べたいときに買うし、カフェなら居心地のいい他の店に行くでしょ。紀伊国屋明治屋ナショナル麻布あるいはスーパーDen-en成城石井で十分じゃない?

そこに行かないと得られないものがない。...ロゴ入りグッズは高級ファッションブランドよりセンス悪い。私はこれがプロの仕事とは到底思えない。すかいらーくやシボネの1店舗って思えばいいのか...。ついでに、ネットでもあまり評判は良くないし、ミラノPECKペックの前轍を踏まなければいいけど。

余計なお世話だね...。

›October 06, 2003

実物

ガレージや部屋のディスプレー用として使えないパーツや錆だらけの看板を売っているけど"余計なモノ"はその現物限りのものでないといけない、と断言しよう。

レプリカの看板やミニチュアのフェイク物はキレイだし容易に入手できるけど味気ない。ミニチュアカーも43スケールの精緻な造りもいいけどそれなりの大きさがないと存在感が足りない。というわけで、最近ダイキャスト製のディテールの甘い"はたらくくるま"を探している。"はたらかない"レーシングマシンはチマチマのボリュームが必要だから諦めた...。大スケールのRCカーも拘るとキリがないけどそういう方向にはいかない...。子供の頃遊んでいた色の剥げたミニカーや跨れるブリキの自動車は何処かに行っちゃったけど当時を懐かしむわけではなく、置き物としての実物だ。やっぱり、過去の遺物だけどね。
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【本日の写真】60s FORD4000ショベルカー
 ディテールが細かい...はたしてMADE IN JAPANだった。難易度は高くないけどレストアしてはいけない...。

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›October 04, 2003

見た目はどーでもいい?

大人になるとホンネとタテマエがあるからか、見た目じゃ何を考えているか判らない。

だから同じような服を着てカモフラージュしているのかもしれない。かといって奇抜な服を着てアタマカチカチなヤツもいるからややこしい...。なーんにも考えてなかったりするから紛らわしい。
ショップで上から下まで揃えるのか、コーディネートの手本がないと困ってしまうのだろう。最近東京の下町に、変な格好が板に付いたジジイの多いことに納得した。つまり白髪の長髪でバンダナ巻いて上下デニムでウエスタンブーツ...焼き鳥屋のオヤジだ。

それは他人を受け付けない頑固さとも云えるけどヒトの目を気にしないわけでなく、"変なヤツ"と見られているのがいい。自分の泳いでいるテリトリーは決まっているからそこで自分の居心地がよければいい。ちゃんと中身を評価してくれる人はそんなに要らないしね。

今更ながら衣服や外見は中身を守る鎧でもあることに気付く。

›October 02, 2003

言い訳

先日久しぶりにメールマガジンを発信したけど、するとサイトや日記へのアクセスが増える。

サイトのカウンターは意味がないから消しちゃったけど、ショッピングサイトとしてメルマガとの連携は定石には違いない。最近は言いたいことは日記に書いちゃうからコラムに書くことがないけど入荷情報等をマメに告知していくのが売り上げアップに繋がるわけだ。
情報ページは自分自身の経験/消化内容だから、自己満足でせっせとページの更新はするけど商品ページは溜まってきたら一気にアップというパターンだった。本来オークション出品はサイトへの誘引を目的にしていたけどそろそろサイト主導でもいいかなと考えている。
また今までパーツリストやマニュアル類はコピー製本して販売していたけど注文があってもほとんど手間賃だから、今後はPDFにして自由にダウンロードできるようにしよう。その作業自体が手間ではあるけど他ではまねの出来ないことでしょ。
同様に海外ショップのカタログや価格表も出せる...もちろん自分が関心のあるトコロだけだけど。分かりやすい"お役立ちページ"っていうのはそういうことだ...。