旧車を手配するのは楽しい反面難しいことがある。人それぞれ思い入れとコダワリどころが違う。前オーナーの意思を受け継ぐということや長年思い焦がれた夢の実現(完結?)かもしれない。レストアされたピカピカなのがいいと思う人もいれば、適度に遣れた感じがいいという人もいる。モノに何を求めているかだからそれは価値観の違いだ。...乗る人と飾り物の人が半々だ。
旧車も適材適所で個人個人に相応しい物件を探し出さないといけない。弄る愉しみというのがあるから、手を入れるスキもなく完璧にレストアされているとダメとか。行き場を間違えて手配した車両は自分のせいで埃に埋もれさせてしまうかもしれない...。自分の辿った道でもあるから、少なくとも同じ金銭感覚を持つ人の気掛かりは良く分かる。決心がつかないで迷っている人の背中を押してあげるのが仕事かもしれないけどこれっきりです!とかこれを逃したらもう出てきませんよ、なんてことは"ない"から言えない。ただ出物はタイミングなのは確かで、欲しいときに目の前にあればそれをめぐり合わせと思うだろう。いくら探してもないこともあるし、別のものを手に入れてから出てくることもよくある。それは車両だけでなくパーツも同じで、先を急がなければタイミングをじっと待つのがいい。買う気は勢いが必要だけどちょっと無理をすると思うのなら、まだ機は熟していない。自分自身のバイクの作業はチマチマだけど、走るのが目的のバイク以外は完成を急いでいない。熱くなってのめり込んでいる時はそれっきりで周りが見えていないけどちょっと冷めてからじっくり楽しめるか、飽きてしまって興味の対象が他に行くかのどちらかだ。最新のマシンに高性能なパーツを組み込んで膝を擦ってサーキットを攻めるのもいい。10年20年寝かせて気持ちを熟成させてからレストアに取り掛かるのも同じくらいの情熱が必要だ。
オリジナルとレプリカの関係は幾度か書いたけど、使う方が納得して分っていればいい。でもどこかでオカシナことになってしまう。レプリカが本物ということになるのがいけない。MagniマーニはMV用のパーツ販売をしてるけど以前はレプリカパーツが出ても気にしていなかった。レプリカパーツを組み込んだ車両が持ち込まれても断ることはなくメンテナンスをしていた。ところが、
そうしてマーニの工房で僅かでもメンテナンスされた車両はORG.のマーニ車ということになってしまう。アルチューロの手が入ったバイクだからとプレミアムが付く。バイクを前に記念写真でもあったらバッチリだ。そんな車両が人手を転々とすると都合のいいヒストリーが脚色されて付いていく。出所の知れない物件には手を出さない、本気なら中途半端なところで妥協しないことだ。十何年も思い焦がれていたのならあと2,3年くらい待てるだろう...(ま、突然思い立つからすぐ欲しいのか)。安心を買うつもりでも、待ってもマーニでコンプリートで1台組んでもらった方が間違いない。日本に持ち込まれてアゴスチーニが乗ったら箔が付くみたいなものだ。レプリカパーツだらけ、Eng.の中身はイギリス製でも。あれはマン島でひっくり返ったヤツだろう、って皆知っている。それは売る方も誤解されないよう説明しないのも悪いけど、知識なしに買う方が悪い。Cerianiチェリアーニのリプロフォークも前に書いたけど、正統なリプロ品はPaioliパイオリ社のものだ。レプリカのドラムブレーキもそう、イギリスでも同じイタリアでも別な会社が作っているけど実は同じ寸法でそっくりに作っても同じにはならない。何故か...当然だけど、材質が違うから。国によって流通している原材料が異なることは知っているだろう。同じアルミでも組成が違う。手に入りやすいかそうでないかもあるし、製造規格が違うから同じものが無かったりする。本来パーツの設計がその素材の性質に基づくものであると考えれば安易にレプリカは造れない。それを無視して手近の素材で削り出す。もっともそれも手作業だから国民性が出て判別は難しくない。
たとえばヤマハSRのドラムブレーキのエアスクープは穴が開いていない。60sのドカのグリメカドラムも同じ。Parillaパリラのワイルドキャットもスリットが刻んであるけど穴は開いていない。全部見せ掛けだ。ドラムブレーキのエアスクープはレーシーなイメージだけど、昔の本物CerianiチェリアーニやFontanaフォンタナ、Oldaniオルダーニを見ると手間の掛かったその造りに市販車との差は歴然としている。
コストと手間の掛け方が違う...今で言うワークスマシンのパーツだ。レプリカ製品が高いのも納得する。レーシングマシンでない市販車にそれらを奢っても他のパーツとのクオリティのアンバランスは否めない。日本人はつい最高のものや特化してオーバースペックなものを求めるけど、ほどほど加減が大切だ。以前は自分もそうだった。でも一般道を走るバイクにはあらゆる路面に対処できる耐久性が必要だろう。レーサーを公道仕様にするのも判るけどそこら辺を弁えていないとと自戒する。自転車も同じで昔のフルカンパ仕様は競技専用だけど、今どきヴィンテージレーサーを本気で駆る人はいないからね...。でも、グリメカのダミースリットは許せない!で、先日来たドラムはサンダーで穴を開けた。
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【本日の写真】Amadoriアマドーリのドラム
この無駄のない造形には惹かれる。これはF3のフロント、やはり本物はバランスがいい。レプリカもあるけど後年のモデルの車体には似合わないだろう...。
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ヤフオクの評価が4桁になってしまった。リピーターも多いから取り引き数はその3割増しだろう。単価の安いものばかり売っているわけではないから、よくやってるよねぇという感じ。当初サイトページへの誘引を目的にしていたのが今ではバーター(物々交換)スペースだ。
ヤフオクもebayもここ1,2年で随分と変わっている。日本の場合はPCの普及率アップもあるけどいろいろ言われていてもyahoo!ヤフーがネットの普及に貢献したことは間違いない。オークションにさっさと見切りをつけて独自の路線を歩んでいる楽天も流石だ(ビッダースはダメだ...)。このブログはまだ"らしく"ないけど、扱う内容がアナログだしトラックバックするブログも少ないから...(そもそもタイトル検索で惹き付けようなんて考えてないのは分るでしょ...)。アフェリエイトとかSカートも使えるからいろいろやり方はあるんだけど、根が怠け者だからねぇ...。HPというか単なるサイトページは受動的だからそれを補足する意味でメルマガとかがあるけど数があったらそれも埋もれてしまう。...自分自身登録しても読まなくなるし、配信を止めるところも多い。サイトとオークションのお客さんの趣向は必ずしも一致しない。...在庫パーツはオークションがいいかな。他の店にないモノはネットで探してくれるからね。実はヘルメットはサイトの方が買ってもらえる。ということもあって、ブログが有効な手段になればオークションに出品しなくても良くなるかな。
先日ドカのホイールの話をしたけど、それはヤフオクで手に入れた。日本だと錆びていると安いからいい。60年代のドカのDianaダイアナ用のNOS(New Old Stock)だけどガレージに放っておいたからスポークは当然ながら鉄リムにも錆が浮いている(譲ってくれたのは昔TimeTunnel等で名も知れた人だ)。そもそも鉄リムは人気が無いし、Mach1もみんなH型のアルミリムにしちゃうけどTPOがあるのよ。
イタリアのアルミリムは柔らかいからすぐ曲がってしまう、修正も容易だけど当然オフ車には使えない。...余談だけど、横浜にいた頃125Sを三ツ沢から八景島に行く途中、本牧から根岸の辺りを90Km/h程で走らせて2センチも無い木片を踏んでフロントのリムを変形させたことがあった。錆びたパーツはフツーは手を出さないパーツかな。...メッキに浮いたサビはある程度除去できる。柔らかい真鍮ブラシで擦るとピカピカになる。クリアなしの柔らかいアルミ地もコンパウンドで容易に光る。再メッキが必要な程錆びた鉄リムをリペアする労力は無駄だし、特殊でなければ新品を探した方がいい。ペイントスポークは錆びやすいしブラシで擦ると剥げてしまうけど、CRSにはイイ感じだ。...AS ISを地で行くバイクだからタンクもペイントせずにそのままラットバイクみたいになるのかな...。だから、Parillaパリラのドラム(ブレーキ)ハブは要らなくなった。Grimacaグリメカのドラムは造りが雑だけどメーター(ドライブ)ギアが付いているから汎用パーツがいろいろ使える。安易な道かなぁ...。同じように部品を探している人は多いけど、不完全な車体を直そうとオリジナルのパーツを探している。もちろん無いわけでもないけど同程度に遣れていないとしっくり来ないでしょ。そのサジ加減が難しい。フルレストアでNOS部品を合わせて組み立てるのなら関係ない?...そんなのつまらないでしょ。
どうせ外されるからってチープな部品を付けるよりバイクは最初からオプション設定で販売したらどうだ?今PCはユーザーに合わせて仕様の選択ができるし、注文が入ってから組み立てるようになっている。ハードの進化に追い付けずメーカーが作り置きを諦めた結果だ。人気の製品はいつも在庫は無い。カラーのオーダーが出来るようになったバイクもあるけどもっと"無印"の自転車みたいにすればいい。
メーカーは在庫を抱えないよう製品を売っていくのが目的だけど、今後はいかに作らないようにするかだ。地球環境を考えると将来的にはクルマもバイクも"要らないモノ"だから。...2ストバイクはどうすればいい?一方、直接被害を被ったことはないけどレッドバロンて会社を信用しない。ビモータやジレラのこともあるけどミスドみたいに売れればあとはその時の会社だ。モンスターのカスタム(CORSA ORANGE?...Arancioアランチョだろ?)なんてどう?知りたい方はこちら。こんなの要らないだろ。パーツ毎にバラバラのロゴを入れたり、大体チマチマしてる造作が煩い。オリジナリティが無いのは期待しないからいいとして、もうちょっとセンス良く出来ないか?こういうモノの売り方は時代に逆行している。お仕着せ/押し付けのカスタムは子供騙しだし...。デザイナーは自分のために1台造ればいいんじゃないの?
以前の事務所の隣家の旦那は車好きで新しい2シーターのMGを扉付きの土間に入れていた。そこの煩いババア(そんなこと云ってはいけない!)が奥にMOTO GUZZIモトグッチのバイクがあると言う。もう乗らないけど数年前にちょっとお金掛けて綺麗に直したらしい。チョッパーというから?と思ったけどちょっと期待した私が愚かだった。見せてもらったらグッチならぬ、Fanticファンティックのミニチョッパーだった。
本国では裕福なガキの使い捨てバイクなのにこんなに大事にされることもあるんだと感心した。興味のない人にバイクの説明をするのは難しい。RSは「FTRみたいなの」って言って判ればいいけどそれすら知らないと「キムタクの乗ってたバイク」(TW...違うだろ!)、って言わないと話が続かない。カウルが付いたMVは仮面ライダーだし、興味の範疇を超えると色が似ていれば区別が付かない。価値観は人それぞれだから、それがモノの金額でないことも良く分っているつもりだけど...。趣味は関わりの無い人には尊重してもらうだけで充分、理解は期待しない方がいい。
全然関係ないけど...、今日1月22日はR.Grahamリッキー・グラハムの命日だ。
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【本日の写真】Fantic Chopper
Fanticはトライアルバイクで有名だけど国内とドイツのニーズに合わせてこんなのも作っていた。少数が日本にも入ってきていたけど決して安くない、写真の中古の物件で50万弱だ。買う人がいるのか?信じられない!
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イタリアモノ好きはあまり周りの目を気にする人じゃないだろう。どこかネジか箍(たが)が外れているか、無いか、吹っ切れちゃった人に違いない。フツーの健全な生活をしてたら"そっち"には行かないから。...絶対敵も多い(気付いてないだけ)。ジワジワと好きになっていつの間にかどっぷり填まるってのはイギリス物だ。
イギリス物はアンティークも庶民ぽい(ショボイ?)のから王室クラスまで遺物だけはあるから。でもどうも陰気くさい、湿気は少ないけどカラッと晴れない気候のせいかハッピーな気がしない。ラテン物に惹かれるヤツは何事も熱しやすく冷めやすい、好奇心旺盛だけど根が飽きっぽいのだろう。自分のことを云えばいいみたいだけど、知人もそんな奴らばっかだし...。熱があるときだけだ。日本はモノも情報もいっぱいあって選択肢が豊富だから今どきイタリアかぶれってのもない。イタリアワインしか飲まないとか、コーヒーはエスプレッソ、スーツはイタリア製に限るなんておかしい。欧米、特にヨーロッパの連中は日本に居てわざわざイタリアのバイクに乗ることは無いだろう、と言う。同じ小さなイタ車が好きなヤツは言わないけど、日本のマルチ車オーナーは必ずそう言ってくる。でも日本に同好の輩が少ないわけじゃないから極東の隅っこで肩身が狭い訳でもない。湿度を除けば美味しいピザの店もあるし、イタリアより居心地のいい場所かもしれない。
「クロワッサン」はいつのまにかオジサンも取り込んで都会の熟年夫婦向けになっているけど"スーパースローライフの手引き"あるいは"田舎引こもり症例集"「ku:nel クウネル」はもっと貧乏くさい。対象は年齢で分けてないけど、後者は「アメリ」や「パパイヤ」好きの(元)文学少女向けのようだ。素敵なババアになるためのスッピン生活を目指しているのだから恐れ入ってしまう。
もしかすると新しい「暮らしの手帖」を目指しているのかもしれない...。といいながら毎号買ってたりする。「料理王国」や「FIGARO Japon フィガロジャポン」の極を行く雑誌だな。どっちがいいとも云えないけど。今どきは前にも書いた「FADGE ファッジ」だけど...でマガジンハウスはどうかなと「Olive オリーブ」がガーリーな感じかと思ったら...また休刊?無くなってる?「anan」は中身は無くとも広告塔じゃなくて、整形ダイエット広告スポンサー向け媒体だから廃刊出来ないし...。オヤジ養成男性誌もいっぱいあるからそのうち悪口ページでも作ろうか。...リンク張っても雑誌の宣伝じゃないよ。
メタリックで無機質な金属の質感も好きだけどプラスチックのポップでチープな感触もいい。嗜好はちょっとややこしい。些細な違いのようで本人にとっては大きな違いだったりする。子供の時分は理系の親の影響もあってかモノは機能優先、実質本位だったような気がする。価値観は決まっていないけど、それは環境の習慣から導かれる必然に違いない。
ステンレスの医療器具のような冷たくて虚飾を廃した遊びのない造形を"良いもの"と認識していた。手は出さないけど新しい素材に興味を持つのはそんな所に端を発しているからかもしれない。いつ一見無駄な造形や装飾にも意味があるということを意識したかははっきりと覚えている。12,3歳の頃、友人宅で自宅にはない装飾が施された食器を目にしてそれは無駄な贅沢に思えた。しかしそれは贅沢ではなく、生活の愉しみだと諭された。その時は意識しなかったけれどそれからモノの見方が変わった。モノの存在意義が見えてくる。モノの価値は相対的なものでなく、個人的なものであること。用途のないモノの存在価値、彫刻や絵画など芸術の意味が分ってくる...。だからバイクのパーツもチタンやジュラルミンじゃなくて錆びる鉄やへこむアルミが好きだったりするのか。M/Cは芸術作品ではない。工芸的な作品と呼べるものはあるけど乗り手があって成り立つ製品だ。だから乗り手の使用感の見えないバイクは魅力的でない。ある意味で未完成の状態だ。自分の体格に合わせてステップ位置を変えたり、乗り方に合わせてパーツを変えたりするのは新しいバイクでも同じ。年月を掛けて自分仕様にしていくのが本来の在り方だろう。後の手間を考えると昔のバイクは内外とも綺麗にレストアされた車両がオススメだけど上手く遣れるような乗り方が出来るだろうか?ピカピカにして飾り物になってしまうのが常だ。
Barden-Barden(バーデン・バーデン)て知ってます?ドイツの温泉保養地で、観光コースにもなっているから行ったことのある人もいるかもしれない。地名も直訳すると温泉・温泉て意味だけど...。温泉/クアハウスはもちろんカジノや競馬場、劇場もある。公園の植栽や街路樹も良く手入れされてアチコチ裕福な感じが漂っている。
白大理石と緑花崗岩の建物が並ぶ町並みは立派だけど、貧乏人の私にはあまり居心地は良くない(同じリッチなイメージでもイタリアのBergamoベルガモの方が好きだな)。保養・療養が目的でないと楽しめないし...カジノくらいだし、年寄りの金持ち向けなんだけどな...。昔旅行のガイドブックを書いていた頃、取材を兼ねて「フリードリヒ浴場」(ここに詳しい)にも入った。日本人も多く日本語のパンフレットも置いてある。ここは素裸で混浴、ヨーロッパではちょっと珍しい。建物もデカイだけに中は広い、天井が高い!シャワーの水は空から大粒の雨が降ってくる感じだ。うとうと出来る最後のレストルームは欠かせないけど、自分の身体の大きさと空間がアンバランスな感じがした。そのときは香港人(のはず)がちっちゃいチンチンを勃てて歩いていて、紐みたいなチンチンの黒人と一緒に笑った。水着着用の「カラカラ浴場」はモダンな感じで温泉プールみたい。わざわざ行くことも無いと思うけどカップルならいいのかな。今日は旅行案内みたいだ...。バーデン・バーデンに行くのはそんな目的のためだけじゃない。実はそこにはMVのスペシャリスト、R.シュナイダーがいる。手紙や電話じゃかったるいから直接出向いてしまうわけだ。クルマ好き、バイク好き、モノ好きはヒマとお金を持て余したら世界中何処でも行ってしまう。でなくとも、旅行ついでにカギ屋でスペアキーを作ろうと考える。場末のバイク屋には掘り出し物がないかと覗いてみる。旅行ついでに用事を2つ3つ準備する。でも最近はネットとメールで行かなくとも良くなってしまう...。楽だけどつまらなくなった。
ホンダのFTRはサイドにゼッケンプレートが付いている。
街乗りには不要だからステッカースペースとしてならまだしも、スカ仕様なら取り去られてしまう。だから欲しければ新車取り外しのパーツを安価に入手出来る。ミラーやウインカーはホンダ車の共用部品だから消耗品やスペアパーツは販売店に注文する前に、ヤフオクとかチェックするのが賢い節約術だ。これは昔のFerrariフェラーリのパーツはFiatフィアットのディーラーで買うのと同じこと。おっと、この話題じゃなかった...。
FTRはシートボックスがないから小物入れがない。入れておくものもないだろうけど、大きなバックをタスキ掛けするのはカッコ悪いから、バックはウエストポーチくらいにしておきたい。雑誌や本はJKTの内側に入れてバイクに跨る(以前レントゲンFilmを抱いて走ったこともあったな)。せめて雑誌2,3冊入るポーチがあればいいと考えていた。そのソース(元ネタ)は下の写真。RS600Dのサイドカバーに同様なものを造り付けるつもり。だからTALONジッパーも買ってある。誰かが先に作るだろうと思っていたけど、そうでないところをみるとニーズが無いのだろう。
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【本日の写真】サイドポーチ
装着されていたのはH-D XR750のレーサーだけど使途不明だそう...。
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天邪鬼だから他人と同じのが嫌だ。
これは子供の頃から変わっていない。今ビンテージH-Dが人気だ。ハンドシフトのWRを転がす若いお兄ちゃんを見掛けて時代も変わったと思うのだ。ホントはH-Dは好きでないけど、どういうわけかボロボロのKRを持っていたりする(...自分用とは考えていないけど)。フツーはトラッカースタイルやTTスタイルにする。でもこれらはカッコいい仕様が決まっていたりする。それでは面白くない。で、カウルレスのKRTTなんかどうだろ...ちょっと細めのタイヤでね。トラッカースタイルも日本ではH-DやトラよりヤマハTX/XS辺りの方が自然な感じがするし、何よりカフェレーサースタイルがカッチョいいーと思っているからね。...ゴメン、SRは嫌いなんだ。
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【本日の写真】1965 Mart Lawwell KRTT
フラットトラックのレーサーをロードレース用にした、まぁ言ってみれば中途半端な仕様。パーツはほとんどアメリカ産で市販モデルの流用だけど何処となくイタリアンぽいのはなぜだろう。
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目当てのパーツをずっと探していて...ということは勿論あるけど、たまたま出物があって手に入れるということもよくある。バイクも「これもいいねぇ」とうっかり買ってしまったり?ま、それも"縁"だから茨の道もまた楽し...だけど。イタ車好きにはイタリア製であればストライクゾーンは広いから、ドカを探していてジレラを買ってしまったりするわけだ。
最近は、懲りたし...経済的にもそんな余裕はないから自分の分は後回し(気味)だけど、出物が目に止まると困る。...またドカ用の前後ホイールを入手した。150CRSがなかなかカタチにならないからヤキモキしていたのがいけない。今までにドカのホイールは何セット入れただろう。MV125GP用に入れた新品ASSY.も売却したのに...。ドカのR.スプロケやクッションダンパーの入手が容易なのはメリットだし、Radaelliラダエリの鉄リムも好きだけど問題はサイズが18インチということだ。これも19よりタイヤの選択肢が増えるってことだけどねぇ...。前後ドラムブレーキってのも...じゃ、エアハートのブレーキはどうするの?H-D KR用に取っておけばいいのか...。
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【本日の写真】150CRSの今
遅々として進まず(進めず?)。F.フォークのなで肩三つ又のペイントを剥がして磨いたり、トマゼリのレバーをハンドルバーに叩き込んだり...大きなパーツは揃ってきたけどね。写真のタンクマークはGileraジレラだけどBenelliべネリのタンクだよ。
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MVのミュージアムがカッシーナ・コスタにオープンしたのは一昨年の暮れだけど写真を見ると主要な60-70年代のレーシングマシンは綺麗にレストアされているようだ。
幾度かガララーテで見たオイルに汚れたマシン群は凄みがあった...そのままではいけなかったのだろうか。おそらく動態ではないし(もし当時のレーシングコンディションにリペアされたのならイベントのデモランを走ったり雑誌にインプレ記事が出るはず)、写真のせいだけでなくオモチャのようだ(パーツも差し替えられている?)。ミラノのダ・ビンチ科学博物館にあるMVはパーツが捥がれて化石のようで悲しいけど、わざわざ足を向ける興味が失せてしまう。もっとも最近の旧車イベントに出てくる車両は皆ピカピカに磨き上げられていて(ワタシの)歴史の中のマシンとの違和感がある。イタリア人も古いものを捨てて新しいものに飛びつく傾向が強いから仕方がないのか。博物館の車両は見せるためのものだけどHコレクションホールのレストアとはちょっと違う感じだ。ドカのミュージアムもイマイチという評判だし...モトグッチのマシンはどうかな?お金ないから手を付けられずそのままだといい...。市販車もピカピカにレストアされたものは好きでない。オフ車が土の汚れや擦り傷がないとダメなのと一緒。偏執的に磨き込まれるでなく年式相応の遣れと大事にリペアされた跡は必然だと思っている。博物館のように後世に残す目的を持つものならともかく、持ち主と共に朽ちていくのが本望じゃないかな。
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【本日の写真】Tommaselliトマゼリのグリップ
昨今海外でレプリカも出回っているけど日本のKIJIMA製(左)がいい感じ。ORG.は異常なくらいのプレミアムが付くし、かつてのCorin製はゴム質が悪いから使わないように!
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ボルト・ナットの話は以前もした。作業場にはインチサイズとメトリック(ミリ)サイズのネジが転がっている。ホンダのRS600Dはエンジンはメトリック、車体関連はインチということになっている(フォークはMarzocchiだからミリだけど)。これはその出生を考えると当然で、几帳面な日本のメカニックならメトリックに統一してしまうだろう。
イタ車も基本的には日本と同じメトリック規格(厳密には年代で寸法が異なる)だから、無くても代用品は容易に手に入る。50-60年代のボルトナット類を手にする機会は多い。それらはレストアする際特殊なものでない限り、面倒だから研磨して再メッキすることは稀で新品に差し替えられることになる。使途は限定されるから処分される運命にある。年代が下ってナイロンナットが登場することを考えると消耗品とするのも判らなくもない。ところがその造作を見ると、その目的がただ部品を止めるだけのものでないことに気付く。ワッシャーが面取りされるのはもちろん、ナットは厚さを薄くして衣服等に引っ掛からないよう角を丸く落としている。ボルトの長さも締めた時にナットからねじ山が余分に出ないようになっているから、新しいナットに差し替えるとその厚さ分長さが足りなくなる。些細なことだけどそれは生まれたルーツが違うからだ。オートバイはいつの間にか"マシン"になってしまったけれど、元々は自転車にエンジンが付いたものだ。そもそもバイクに限らずイタリアのクリエイティブワークは内(マクロではなくミクロ)に向かう傾向がある。その辺りは日本と共通するところがあるけど、機能や利便性が優先されるとおかしな方向に行ってしまう。イタリアの場合は価値の判断基準が"美しいかどうか"だから、無粋な造作は許されない。どんなに稀少なバイクでも2,30年も経てば保険等では無価値と判断される。所詮"無くていいもの"なら、どーでもいいことにトコトン拘ってやろうじゃないかと思う。
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【本日の写真】Parillaパリラのボルトナット
これは外した残骸だけど、NOSのボルトナット類も出物があれば手に入れる。
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MV125Sのタンクはシート側をフレームにゴムベルトで引っ掛ける。純正は'O'リングみたいなヤツ。でも当然純正部品はなくて今は造りの悪いイギリス製のものしか手に入らない。特殊な形状じゃないから国産の太さと長さの合うもので代用するのが賢明だし、実際的だ。
MV125GPも勿体ないのにマーニのストラップを加工したり、代用品が劣化したら交換していた。年代を遡ると鉄フックにスプリング掛けだけど、タンクの塗膜を傷つけるからその手は使えない。本気で探せば良いものが見つかるはずだからどうでもいいということか...。ラバー関連は消耗パーツだから必需品。他メーカーとの汎用パーツなら手に入り易いけど、そうでないものもある。125S用はシール用のゴムキャップ・グロメッツ類はあるけど、満足のいく出来のメーターサポート/防震ラバーがない。Malancaマランカと一緒なんだけど...。10年前にそのことが判って後々困らないよう750Sのアルミケースを使ったくらいだ。だからもう1台のMV125Sのパーツで懸念するのはそのパーツ。他はどうにかなるだろう。トマゼリのリブ付きグリップも相当なプレミアムが付くけど、タイミングがいいのか昨年手に入れた。問い合わせが多い"コタツコード"だけど、これだけは取っておかないと...赤いのは無い。
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【本日の写真】革のストラップ
今回は思い付いて革のベルトを作った。レトロな雰囲気でいいかもしれない。茶のバックスキンのシート(焼けて退色したからでホントは黒だった)と良いバランスだ。
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何でもそうだけど、トコトンやらないと見えてこないものだ。ゴチャゴチャ余計なものをいろいろ詰め込んでから不要なものを取り除いていく。洗練されたものの方がイイとは言わないけど、シンプルでリニアなものがいい(デザインやモノを作る過程でもその骨格が必須だけど、上っ面だけで中身の無いものが多い...)。
まあ言ってみればステッカー/デカールの貼り方もそうで、つい欲張っていろいろと貼ってしまう。元来ラリーカーやレーシングマシンのようにスポンサーのステッカーペタペタが好きだけど長い目で見ると飽きの来ない仕様が一番ということが判っている。ちょっと物足りないかな...位が丁度いい。そもそもステッカーの持ち札が沢山あるのが前提だけど、貼っては剥がしを繰り返していないと判らない。年を取って...場数を踏めば自分の流儀が出来てくる。...他の人に応用が利くことでもないけどね。旧車も1,2台だとピカピカにレストアしてしまう。よくショップに陳列されているそんな車両もあるけど厚化粧のレストレーションは見苦しい。手を付けるならいかに抑えて、当時の姿/雰囲気を再現できるかが肝心。MV125GPは敢えてステンボルト等を使ってピカピカに仕上げた。でも遣れる前に事故ったから仕切りなおしだ。残るタンク/フェンダーの塗装を前に作業はストップしているけどデカール類は揃っている。...それは商売だからね。フロントはドラム(ブレーキ)だからフォークに縦チェリのステッカーはどうかねぇ、とキャリパー用のボスを削りながら考える。
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【本日の写真】MVのステッカー/デカール
今これらの当時モノのステッカーを集めるのは大変、コストというより根気がいる。常識的にはリプロ品が健全な選択だ。左から125GP用(REGINAはオマケ)、ストック125S用、150CRS用(CHAMPプラグはオマケ)。125S用はサンプルだったけど実際に使うとは思わなかった...。
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新年明けましておめでとうございます。
今年も懲りずにお付き合いの程、お願いいたします。
ゆるゆるボケ~と年が明けた感じですが、いかがお過ごしのことでしょう。
私はDVDの映画、FMを流しながら図面を引いたり、つまり終日PCに向かっております。
はたして海外は今日から通常通りです。
キリがいいからとこの日記も年明けにblogに移行しようと思っていましたが
怠け者ゆえ作業を怠っております。しばし気長に当てにせず、お待ちください。
年頭に当たって今年の抱負です。
賀状にも書きましたが外に出てみようかと(?)思っております。
ここ数年引き籠っていましたのでRSと一緒にバリバリアチコチふらつく所存です。
皆々様、その折は何卒よろしくお願いします。
そうそう今年のモットーも SAVE DOING (余計なことはしない) で変わりません。
これはウチのポリシーにしましょ。